スーパーナンキンムシとは？症状・除去・駆除の方法【画像】

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今、スーパーナンキンムシと呼ばれる害虫による被害が少しずつ大きくなってきています。アメリカではスーパーナンキンムシを駆除するためにナイキタウン(ナイキの大型ストア)を一週間閉鎖するなどのことを行ったりもしています。

そんなスーパーナンキンムシについて、今回はまとめてみたいと思います。


スーパーナンキンムシの画像【そもそもナンキンムシとは】
ナンキンムシとはトコジラミの別名で、日本には江戸時代に海外からの荷物にくっついて伝わってきたとされています。

5~7mmぐらいの大きさで、オスもメスもどちらも血を吸ってきます。明かりを嫌う習性があるので普段は暗がりに潜み、暗いときに吸血行動も盛んになります。


【刺された時の症状】
刺す時に唾液を注入するのですが、これに含まれる物質がアレルギー反応を起こすことによって、とてもかゆくなります。刺された痕は1～2週間は消えません。


【スーパーナンキンムシとは】
このナンキンムシは、実は1950年代に一度根絶したと思われていたのです。「DDT」という有機塩素系の殺虫剤がよく効くことがわかり、あらゆるところに散布され、その結果確かにナンキンムシは絶滅したと一時期信じられていました。

ところがそれによってナンキンムシは殺虫剤に対する耐性をつけてしまい、「スーパーナンキンムシ」として進化してしまったのです。

戦闘力の上がったスーパーナンキンムシは、もはやちょっとやそっとの薬では死ななくなり、除去するのがとても難しくなってしまいました。


【駆除する方法】
スーパーナンキンムシの大量発生に苦しめられているアメリカでは、その建物全てを密閉し、大型のヒーターを使い、建物全体を蒸し焼きにして殺すという方法をとっているようです。

殺虫剤がほとんど効かないスーパーナンキンムシですが、熱には結構弱いんですよね。ナンキンムシは45℃程度の熱で死ぬとされています。

ただこれを私達素人がやるとなると難しいです。道具がありませんし、わずかな卵でも逃したらまた大量発生しかねません。なのでスーパーナンキンムシの駆除は専門業者にやってもらうことを考えた方がいいでしょう。

業者なら高圧スチーム殺虫、駆除薬剤噴霧、残効性薬剤塗布などによって除去してくれます。わずかでも発見したらできるだけ早めに連絡することを強くオススメします。

以上、スーパーナンキンムシに関するまとめでした。



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タグ：スーパーナンキンムシとは 駆除 症状